report 活動報告

2025.05.08 | イベント

安曇野三郷名所めぐりウォーキング

松本ヘルス・ラボでは、「明るく・楽しく・元気よく」をモットーに会員交流サービスを不定期で企画しています。

日時:5月8日(木)9時10分~
場所:安曇野市三郷地区
内容:安曇野三郷貞享義民記念館&加助騒動にまつわる神社をめぐりながらウォーキングし、
「和牛厨ふか尾」でランチ♪&HAMAフラワーパーク安曇野を散策します。

 

有難いことに多くの会員の方にご応募いただき、誠にありがとうございました😊

抽選で選ばれた皆さんと青葉きらめく安曇野三郷の名所と神社をめぐります。

 

まずは、「貞享義民記念館」を寺島館長に案内していただきます。

貞享騒動とは、江戸時代の貞享三丙寅年(1686)松本藩に起こった騒動です。

不作が続いて困窮を極めている中、他の地域よりも高い年貢に苦しんでいた農民を救おうと、多田加助を首領とする同志が郡奉行へ訴状を認めるところから始まります。

当時身分を超えた直訴や越訴は死罪。

加助は危害が及ばないように妻と離縁し、リーダーとして命をかける覚悟で訴え出ます。

加助達の行動が村々へ伝わると、加勢する農民たちが松本城を目指し、その数約1万人余りに上りました。

この貞享騒動の様子を独自の立体映像(トリックイマジネーション)で上演するのが、「夢道場」✨

当時のような空間と迫力ある演出で思わず見入ってしまいました。

そして2階の展示室では当時の貴重な資料や立体地図があり、身分制度や農民騒動など時代背景と共に、加助達の行動がその後どのような影響を与えたか詳しく解説していただきました。

 

さて記念館を後にし、貞享騒動にまつわる神社をめぐります。

こちらでも寺島館長に詳しくお話していただきました。

 

「貞享義民社」は多田加助座像をご神像として祀り(この経緯が大変興味深いです)、

その敷地内には加助らの墓や慰霊碑があります。

 

「熊野神社」は、加助らが年貢の減免を訴えるため密議が行われた場所だそうです。

ここで寺島館長の解説は終了です。誠にありがとうございました。

 

引き続き神社をめぐります。

「伍社宮」の本殿は1769年に建立された穂高神社本殿だった建物で、穂高神社の式年遷宮の時に移築されたそうです。

この日は突き抜けるような快晴で、どこを切り取っても美しい田園風景が広がり、写真撮影を楽しみながら進みます。

ちょうど住宅地の小径に貞享騒動で加助らと戦った小穴善兵衛とおしゅんの墓、その妻お里の墓がある
「いちょう堂」がありました。

今も地域の方から大切にされている様子がうかがえます。

見事なモッコウバラとモクレンが咲き誇る住宅の間を抜けて、「住吉神社」に到着しました。

創建は平安時代初期の大同年間(806~810年)、坂上田村麻呂が勧請したのが始まりと伝えられています。古くは烏川右岸の角蔵山尾根、住吉麓という地に鎮座、広く信仰を集め徳大寺右大臣家の祈願所にもなっていたそうです。

さて、お待ちかねのランチタイム
「和牛厨ふか尾」さんでしゃぶしゃぶ膳をいただきます。
厳選された飛騨牛を贅沢に堪能しました😍
ごはんとお味噌汁、茶碗蒸しもついてます。

最後に「HAMAフラワーパーク」で各々楽しんで終了となりました。

次回はどんな企画か、ぜひお楽しみに!
「こんなことやってほしい!」というリクエストもお聞かせください。