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2024.09.13 | お知らせ

運動量を増やす

自分はどの程度社会のために貢献できるのでしょうか?
絶対に微々たるものです。
ひとりでもいいから喜んでもらえれば光栄です。

社会に善意を傾けて、出来る限りのことを施す。
広辞苑第六版によると、「施す」の意味のひとつに、「恵みを広く与える」とある。
そんな大層な施しなんてできないと思う。
何故か?
自分が良かれと思うことを、気持ちよく受け入れてくれる人もいれば、そうでない人もいる。
予期せぬ副作用を引き起こしてしまう。
「おかげでえらい目に遭ってしまったぞ。」と、
叱られてしまうかもしれません。
多くの人が享受してくれればよいけれど、そうは行かないからです。
まったく人間社会は難しい生活空間ですね。

上水道が通っていなければ井戸もない。
そんなある国の村では、水込みが毎朝の日課となっている。
水汲みには大きな水瓶を持ち運ばないといけない。
にも拘らず、水汲み作業は力の弱い女性や子どもの役割なのです。
当事者にとっては尚更辛い仕事なのです。

そんな厳しい状況を良くしようと、男たちが集落の近くに井戸を掘った。
村人たちはたいそう喜びました。
ところがそれからしばらくして、女性たちのイライラする様子が目に付き始めた。家庭の中もギクシャクしてきたような・・・。
それまで遠くの水汲み場に向って、婦人たちが連れ立って出掛けていた。
水を汲みながら、日常の他愛のない“おしゃべり”をしていたのです。
時には自分の旦那に対する愚痴や、家庭で起こった嫌なことなどを溢し合っていたのかもしれません。

傷の舐め合いだけでは解決しないと分かっていても、ただ共感を求めていただけ。
けど、水汲み作業は女性の精神的ストレス解消に役立っていたのです。
ところが住まいの近くに井戸ができたことで、気晴らしの場、自分の言い分をぶちまける機会がなくなってしまった。
女性たちのストレスが募り膨らんでしまったというのです。
だけど、女性は強しなのです。
井戸端会議という、彼女たちにとって新しい習慣を定着させることでしょう。

便利とか安心は揺らぐもの。
可能か不可能かは別として、何事に対しても気転を利かせる癖を付けたいですね。

特殊なサービスが付いていれば別ですが、実物を見て、触って、試着することができないネット通販。
直ぐに擦り減って、長持ちしそうもない靴底の材質と薄さに驚いた。
もったいない精神から来る、たいせつに使いたいと思う気持ちが湧いて来た。
そして有酸素運動の時間を確保することの目論みも適えたい。
日ごろ姿勢を正して脚をしっかり上げて。きゃしゃなスニーカーを履いて歩いています。
お恥ずかしいのですが、私としては気転を利かせているつもりなのです。

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