私たちは今、たくさんの便利グッズに囲まれて生活しています。
人間が抱く開発への意欲に感心してしまいます。
開発者は人が欲しいと思う機能を考案し、そして製造会社・メーカーが製品化する。

業種や業態によってニーズは様々です。
日常生活で必要な物でも、安い価格が決め手となって購入して使ってみる。
残念ながら長持ちしない場合が多いですよね。
直ぐに使えなくなってしまいます。
「やっぱり安いのは持たないなぁ～。」と愚痴をこぼします。
性懲りもなく、また同じ物で補おうとします。
だけど同じ失敗を冒してしまう。
同じことの繰り返しによって、結局出費が嵩むのです。
ため息が出てしまいます。

そこでもともと備わっている商品の特徴を、別の目的が適うように使用方法をカスタマイズしてみる。
普通は人が望むものを手に入れようとします。
人に物を合わせます。
働き方で言う、人に業務を宛がうメンバーシップ型のようです。
返品が不可能な場合は、人が物に合わせなければなりません。
自分自身で利用目的に応じた使い方を工夫する訳です。

地面との摩擦に弱そうな靴底のスニーカーを、何とかして長持ちさせたい。
生活活動量を効率よくアップさせることを目標に定めた。
そして運動負荷を上げるための歩き方を実践しています。
さらに、もうひとつメリットを増やすために、用途を広げるアイデアが思い浮かびました。

靴底に問題を抱えるスニーカー。
デメリットをメリットに変えたいところです。
そこで健康ウォーキングを意識する歩き方を実践しています。
さらに靴を脱がなくても、外出先で足裏マッサージすることを思い付いた。
足裏の反射区を、いつでもどこでもマッサージすることができるのです。

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