2023.08.04 | 健康コラム
噛みごたえがないと食べた気がしない!
気持ち的にコロナの束縛から解放され始めて、リアルに接客するお店が集客に一所懸命です。
埼玉県内のとある駅近くで、ちょっとしたアイデアを売りにしているお店を見付けました。 私にとっては初めて知ったサービスを2つ紹介します。
1.
当初10分1,000円で市場参入した、激安ヘアカット専門店があります。
それまで理髪店で付き物の洗髪サービスなしでも、手軽さコスパ重視の路線に乗ったのです。
ちなみに2023年4月現在は、物価高騰の折、1,350円とのこと。
髪を洗うことをPRポイントにしている理髪店があった。
上述した理髪店同様、店員は髪をカットするだけですが、追加として洗髪はお客様のセルフサービスにしているのです。
髪を洗う場所を提供して、シャンプーとリンスは使い放題。
確かに自分で思う存分頭を洗いたいと思いますよね。
もしかすると洗髪設備設置が義務化されている県なので、洗髪台を何らかの理由で後付けしたのかも知れません。
店員さんが「痒いところありますか?洗い足りないところありませんか?」などと声を掛けてくれます。
けど、やっぱり自分で洗ってこそ、さっぱりして大満足。
痒い所に手が届くのは自分自身だったりする。
頭を洗うことって大して面倒臭いと思わないのは、男の私だけでしょうか?
だから男性の顧客満足度がアップするような気がします。店員の手間を省く策でもありますね。
2.
その理髪店を過ぎて、今度は1軒のラーメン屋さんのコピーに目が留まった。
「今日の“アル”を逃すな!」という手書きの看板が掛かっていた。
“アル”って何だろう?そう思いながらプラカードのイラストから想像した通り、日替わり無料のトッピングのことだと分かった。
チャーシュー1枚でもスプーン1杯の分葱でも、プラスアルファのサービスには変わりありません。
些細なことでもお客さんがうれしいと思う気持ちにあやかって、リピーターを確保したいのでしょう。
この“アレ”はお店専用のLINE で告知しているそうです。
情報の伝播とファンの囲い込みもしっかりしているようです。
両店とも悪戦苦闘しているようですね。
池に石を投じて、その水紋を広げようとしていることは分かります。
各人がうれしいと思ってくれるツボを見付けて突いてみる。
そしてその効果が営業成績に表れれば良いけれど、現実はなかなか難しいです。
サービス提供者の発想と、その時の社会気運を読むことがたいせつですね。
食生活に於いて、人に満足感を与える要素が幾つかあります。
味だけではありません。
美味しかったと思って貰えるように、食べる人の嗜好を心得ておくことも必要です。
好きな「食べ時」だってある。
私のお友達に、食感にこだわりをお持ちのおばあさんがいらっしゃいます。
例えば、軟らかめのトマトより若くて少し青みが残った硬めがお好きなようです。
歯、舌、口やあごを活発に動かすと、栄養補給以外にも健康に活かせる利点がありそうです。
彼女の様子を見ているとそう思えてくるのです。
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