column 健康コラム

2023.10.16 | 健康コラム

生活活動量を増やしてみよう

物ごとには裏腹な面があります。
理想と現実、本音と建前、名目(形式)と実質等と称されます。
交通ルールも臨機応変に対応せざるを得ない場面があります。
道路交通法をキッチリカッキリ守るより、場面に応じて融通を利かさなければならない時があります。
安全を確認しつつ車を前進させた方がbetterなケースがありますよね。
前に進むタイミングを逃して、黄色から赤色に信号が変わってしまう。
だけど中途半端に道路を塞いで通行を妨げるわけにはいかないと判断します。
自動車が交差点を右か左に曲がる場合は、特に注意が必要です。
概して自動車を走らせる際は、直進するか左折が優先されます。
右折するのが最後というルールがあります。
けど、直進しようとしているドライバーが対向車線の渋滞状況などに気を配ってくれて、「お先にどうぞ。」とこちらの進行を促がしてくれる。
ハンドルから片手を離しての誘導やパッシングで合図してくれます。
譲り合いの精神を垣間見ることのできる瞬間です。
ちょっとの気遣いだけど、お互いがすごく気持ちよくなります。

地方独特の運転習慣もあります。その地域だけに通用する運転様式です。
例えば、自動車が右折する時に遭遇する地域を知っています。
交差点の中で右折しようと待っている際、対向車線の車が左折する(自分から見て右に曲がる)と認識します。
するとその車の後を追うように、自分は右に曲がって合流してしまう運転です。
相手のすぐ後ろの車が道を譲ってくれるであろうと、見切り発車的で自分に都合よく前進してしまう運転です。もしもそんなハンドル捌きを他の地域でやったら、ひどく顰蹙を買うことに違いないでしょう。
かなりの確率で事故を起こしてしまうでしょうね。
そもそも直進が最優先なのですから、危ない運転方法なのです。
今となってはそんな因習が消え失せていることを願っています。

電動キックスケーターの規制緩和により、全国統一の道路交通法が改正された。
2023年1月19日の読売新聞オンラインによると、運転免許は不要の上に、ヘルメット着用は努力義務。
自転車道と自動車道を走行する場合の最高速度は20km以下です。
そして歩道を走る時は最高速度6km以下で、グリーンのランプを点滅しながら走らなければならないとあります。
先日驚きの現場を目撃した。
山手線のとある駅でのことです。
私が居た隣りのホームを、若いあんちゃんが涼しい顔して電動キックスケーターに乗っていたのです。
彼にとって、乗り降りにベストの位置(車両)まで走らせていた。
駅のホームって道路ではありません。どう考えても走ってはいけない場所。非常識ですよね。
もしも私の横を通り過ぎようとしていたなら、きっと「危ないから乗るな!」と叱責したでしょう。
ちなみにそのホームに駅員は居合わせていませんでした。
せいぜい数十メートルの移動なのに、そんなに歩くのが嫌なのでしょうかね?
楽したい欲求が度を超すと、そのうちどんなことでも苦しくなってきますよ。
そうでなくても生活活動量が減っている昨今。
日常生活の中に、ちょっとした運動でも良いから取り入れることが肝要なのです。

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