2024.03.15 | 健康コラム
健康的な睡眠
今月3月9日は「脈の日」。
そして15日迄は心房細動週間です。
不規則な心臓の動き等から起こる、脳卒中,心不全,認知症の早期発見につなげる啓発活動です。
自分の脈を取ることが不整脈(心房細動等)に気付くきっかけになる。
みなさんも手首にそっと手を置いて、脈を取ってみる習慣を付けて下さい。
からだの健康を知る手掛かりとして、「脈拍」と言う「脈」があります。
そして、将来的に事業を展開する上で欠かせない脈、「人脈」もあります。
少し前から気になっている言葉に「是非!」があります。
ある投げ掛けに対して「是非!」ということばが返って来る時がありますよね。
思いを強調する意味のある副詞として使われるひとことです。
「是非取り扱わせて下さい。」「是非協力させて下さい。」といった具合です。
ビジネスの目標を達成する途中で、無理難題に直面することは付き物です。
その苦痛や不安感の元となっている課題を解決して、気持ちを楽にしたいと願う。
そしてわくわく感を持ちつつ、次のフェーズに臨みたいものです。
ある商品やサービスを紹介したい。
響きそうにないなと思う人には、あまり積極的に相談する気になれません。
興味深く聴いてくれて、そして少しでも次につながるリアクションを示してくれそうな人。
そんな相談相手に提案出来たならば、ひとつ目標実現に向けて手を打ったと思う。
一時でも気持ちが落ち着きますよね。
何事もスムーズに運ぶことなんてありません。
あったとしても、そのあとにトラブルが起きるものです。
だからお互いに出来ることやアイデアを持ち寄って、少しでも上手くビジネスを進展させたいと願う。
そんな段階の頃の味わった出来事が、後になって良き思い出になったりする。
「是非!」という言葉の響きは元気付けてくれます。
自分の気持ちをなぐさめてくれます。
お互いに信用し合い、期待が持てる関係が出来ていると思える瞬間です。
少なくとも言われた方はそう思い込みます。
ところが、「是非!」を聞いてから、その先になかなか進まないことが多々ある。
「是非!」から伝わって来る意気込みが、実際に具体化されて届いて来ないのです。
なぜなら有言実行していないために、進捗状況に変化がないからです。
要するに、紹介元に伝える“ネタ”がない。
動かないから風が吹かない訳です。
応答が鈍くなれば、意思の疎通が悪くなるのは当たり前です。
何かこちらに落ち度があったのでは・・・と、余計な心配し始める。
ため息交じりの嫌な気持ちに苛まれる時だってある。
時間が経つに連れて、諸々のことが忘却の彼方に飛んでいく。
相手の影がどんどん薄くなってしまいます。
もったいない話しですよね。
もちろん「期待外れだった。」とは思いたくありません。
相手に対して自分の要望を100%満たせなんて、とんでもないことです。
「是非」と口に出した人の胸の内を、懐疑心を持って覗いてはいけません。
けど、その言葉を投げ掛けられた場面を思い返してみると、やっぱりいろいろな意味でがっかりしてしまうのです。
だから無理なら無理、ダメだったならダメでも一向に構いません。
だって、そうと分かれば、観点や手段など、マーケティング分野でよく言われる「4P」や「4C」等を考え直すことにつながるから。
但し、望み通りに進まない原因が相手にあると決め付けてはなりません。
要するに次につながる何かが欲しいのです。
「是非!」って、体のいい見せ掛けの常套句のように使われてしまっていると思えて来る。
お互いを激励し合える、元気の出る言葉なのに・・・。
軽はずみな受け答えに注意して、一言一行を積み重ねること。
先ず隗より始めようと思っています。
安心性のある人脈があれば、将来へのわくわく感を共有できるのかもしれません。
毎夜、枕を高くして眠りたいですよね。
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