column 健康コラム

2024.05.17 | 健康コラム

心身の健康維持と増進のために続けたいジョギング

禍福は糾える縄の如し。

練りに練ったビジネスプランを引っ提げて、血気盛んにマーケットに挑む。
期待を寄せて市場にリリースした迄は良かったものの、惨憺たる結果に終わってしまった。
意気消沈・・・。
世の中にはいくらでもある話しです。

高校時代、お気に入りのレコードを友達の間で貸し借りするのは日常茶飯でした。
レンタルレコード屋が隆盛を誇っていた頃です。
レコードにはA面とB面がある。
シングルレコードは当時の表現で「45回転」です。
45rpmという意味です。
ちなみにLPは33回転です。
EP盤は両面1曲ずつレコーディングされていた。
懐かしいですね。

レコード会社がヒット祈願していたのは、もっぱらA面だったはず。
その期待とは裏腹に、さっぱり売れなかったレコードは珍しくなかったことでしょう。
B面は裏面とも呼ばれていた。
なので、B面の曲は埋もれ掛けた影の存在です。
曲名がジャケットの片隅に、申し訳なさそうに小さく書かれていたのを憶えています。
ところが意外や意外。
B面に収められていた曲が評判を呼び、大ヒットした事例があります。
日本の歌謡曲では、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」や松田聖子の「SWEET MEMORIES」などです。
BEATLESの名曲、「Revolution」だってそうです。
これら時代を感じる曲名をサラッと例示してしまうなんて、私の年齢を容易にうかがい知ることが出来ると思います。(笑)

レコード業界のマーケットが縮小してしまったのは、みなさん十分ご承知でしょう。
しかしニッチなマーケットだからこそ世界制覇は夢ではない。
そんな大逆転ホームランを放つことが可能な企業が、我が国日本に存在している。
何故かと言うと、レコードのラッカー盤(レコードを生産するための元の元になる原盤)を製作できる企業が世界にたった1社しかないから。
近頃のデジタル化に疲れた若者やアナログファンたちが、時代を逆戻りしているようです。
レトロブームに乗ってレコードも見直されてきたわけです。
レアな限定版レコードを秘蔵している私としても、起死回生の復活劇に期待したいところです。

努力が実を結ばずに、「ハイ、これまでヨ!」「全然ダメだった・・・。」とあきらめてしまう。
けれども真に終わったとあきらめるのは未だ早い。
当てが外れたのは、何かを読み違えていたのか。
目論みが敗れたのは、機運に恵まれなかったから?
ただ閃きのままに早とちりして大失敗??
大衆にウケる機運が熟していなかったからなのかもしれない。

時勢のなりゆきをよくよく観察する能力、洞察力を備えたいですね。
時の機運・時代の趨勢が変化するタイミングを逃してはいけない。
感度良好なアンテナを立てているのが重要です。
だけど一度で好いから、まさかの一発逆転劇を演じてみたいと思う。
上述したレコード業界のように、時代の流れに翻弄されながらもトレンドの切り替わりに救われるか・・・。

それでもなお、万物は諸行無常です。
大どんでん返しは、ちょっとした神様からの思し召しと思うのがイイ。
欲張ってはいけないのです。

心身の健康維持と増進のために続けている有酸素運動・ジョギング。
脚のふくらはぎが太くなった。
意図したわけでもない変化に気を留めてもらえたことで、新しい健康事業に携わることになりました。

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