2024.06.17 | 健康コラム
目の休養とは?
アナログ世代の心を擽るレコード。
期待とは裏腹にA面が不発に終わったけれど、B面のウケに救われた。
目算の狂いが吉と出た。
先週はそんな大どんでん返しをお話ししました。
後知恵バイアス。
人間は前もって結果を知ってしまうと、そうならないように推し測ることが可能であると過信してしまう傾向があるらしい。
特に悪い結果になってしまった事例に対しては、
「そう上手く行きませんよ。その前にちゃんと予期して対応しますよ!」と言わんばかりに。
特殊詐欺,自動車事故等々、老いも若きも一つや二つは思い当たる節があるものです。
だから、「そんなに簡単に騙されることなど、常識的に考えて、あり得ません!」と自信満々になってしまう。
実はわずかな隙が見え隠れしているのかもしれません。
脇の甘さにご用心です。
高齢者ドライバーの技能検査に問題アリ。
運転する上で道路標識に従った運転ができるか?
基本的な運転技術に欠けていないか?等の基本的な運転技術をチェックするところで止まっている。
突然予期せぬ事態や状況に直面した時に、
咄嗟にどう判断してどんな行動をどれくらいの時間で対応するか?を検査していません。
日常生活の中で、当たり前と思っていること。
もしそうでなかったら・・・。
最近逆の発想からその先どうなるのか?を想像してみることに、ちょっと面白さを感じています。
逆転の発想って面白いですよ。
例えば、
・日焼けしていると、一般的に健康そうなイメージを持つ。肌の色が白い人が健康的(もちろん実際に健康な人もいます)で、
日焼けしていれば不健康そうに見えたら・・・。
「おまえ、からだの調子よさそうだなぁ~。真っ白じゃないか!」なんか可笑しいですよね。
・「黒」と「白」は真逆のイメージを抱く場合があります。カラスが全身白色の羽だったら。
きっと今みたいに嫌がられることはないのかも。
平和の象徴と言われている鳩の代わりになる?鳩に比べて大きいから、やっぱり怖がられてしまう?
人間からけぎらいされてしまう宿命なのでしょうか?
逆転までは行かなくても、いつも見慣れている状態と違っている場面に出食わすとハッとします。
・一方通行の道路で自分の車に向かって来る自動車に気が付いた時。駐車していても驚きます。
・カンピロバクターウィルス感染症。消化の段階で胆のうから分泌される胆汁の再吸収が衰える。
胆汁に含まれているビリルビンという緑色の成分が、そのまま排泄されてしまう。だから緑色の下痢症状が表れます。
通常見たことのない異常事態です。
半年前にその食中毒症状を訴えた家族の、深刻な表情を思い出す。それを聞いた私も一瞬ドキッとしたのを憶えています。
・笑い事ではない深刻な社会現象ですが、つい最近まで保育所だったところが介護施設に変っていく現実。
そう遠くはない将来に向かい、これから成長して行く子どもと終焉を迎える高齢者の、両極端な受け皿の大転換です。
経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で、韓国は少子高齢化が極めて深刻な状況です。
結婚式場が火葬場に変っているくらいですから。
一日の疲れを癒すために眠りに就きます。
その時は目を閉じていますよね。
目を瞑りさえすれば目を休めていることになるのでしょうか?
目を開けたままの目の休養・・・。
必要な考え方だと思うのです。
本コラムのロングバージョンはこちらから(SOily健康わくわくサイト)