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2024.06.17 | 健康コラム

タンパク質を積極的に摂取しましょう

私がこれだ!と思う、リモート面談最大のウィークポイント。
お互い生身で会話する時よりも“空気”が伝わらない点です。
空気とは「気持ち」のことです。

もちろん時と場合、相手によって、両者の有効性は異なります。
リモート面談は遠隔に居る者同士、お話しする前に何か必要以上に身構えていませんかね?
概して事前に喋る事を用意して、面談に臨んでいるような・・・。

ある事を報告する程度ならリモートも便利です。
プレゼンの後、事前に準備しておいたコメント、自分の言うことを用意しています。
会議に参加するにはそれなりに必要なことです。
だけどそこに+αが期待できないように思うのです。
何か漫然とした、遠慮がちで他人任せ的な空気が漂うきらいがある。

リアルな空間での話し合いは盛り上がるのです。
ふとした発想、思い付き、閃きが、話し言葉となって自然と湧き出て来るから。
お互いに共有している空間は物理的に遮るものがない。
同じ空間を共にしていると、見えない壁みたいなものが低くなる。
なので、結構気軽にしゃべることができる。
忌憚のない意見が周囲の賛同を呼ぶ時もあるでしょう。

但し、国会の答弁・論戦は別です。
人と人との関係をより良いものにするための思いやりが伝わって来ません。
特に最近は「裏」があるように取ってしまう。
それが当たり前の場なのかもしれない。
伝わらなくてもよいと思っているのかしら?
何故って、全然丁寧に説明していないから。
我々が欲しい「丁寧」とはどういうことか?少なくとも言葉、物言いのやさしい「丁寧」だけではありません。

シチュエーションを変えましょう。
介護施設を利用される方のご自宅にお迎えに行きます。
もちろん気を配ることは幾つかあります。
その中でもだれに教わったわけでもなく、良かれと思ってごく自然に実行していることがあります。
それは見送り見送られる人の境を遮っている車の窓ガラスを、ドアを閉めた後に下してあげることです。

「何だ、そんなことですか・・・。」と思われるかもしれません。
なかなかどうして、この些細なことが、人と人の心情の伝わり方が随分と違うように思えて仕方がないのです。
当然透明ガラスのウィンドウですから、お互い視線を合わせて手を振る様子を確認し合えます。
けど、窓ガラスはお互いの空間を分けています。
家族が自宅から一時でも離れて外出、外泊するのです。
透明な窓ガラスが衝立となるのです。
元々衝立はそれぞれのプライベートを守るための敷居なのです。
「無事に帰ってきてね。」と送り出す側の気持ちの伝わり方が微弱になってしまう。
そう思うのです。

人と人との間をどう演出しましょうか?
さらに自分との付き合い方も興味深いと思っています。
自分との付き合い方だっていろいろです。
生きるもの、どう生を全うしたら良いのでしょうか?
その最期に合点の行く生き方が正解でしょう。

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