2024.10.21 | 健康コラム
お酒との付き合い方
時として、人間臭さはその人の存在の証し。
めざましい科学の進歩によって、現代は「性質」よりも「性格」の方が変え難くなったように思う。
人の性格ってなかなか変わりませんよね。
痛いほど分かる時があります。
「お前・・・」と言い合える旧友と、久々に再会して会話を楽しむ。
そのうちに、「やっぱりむかしと変わらないなぁ~。」とつくづく思う時があります。
話さなくても、僅かに覗かせる表情やちょっとした仕草を目にすると、
むかしの日々が思い出されます。
タイムスリップした瞬間ですね。
河島英五さんの「時代おくれ」にはこんな歌詞があります。
「変わらぬ友と信じ込み・・・」
きっと学生時代と同じ様に、自分の思いを受け留めてくれる。
その意欲に相呼応してくれるはずだと、すっかり思い込んでしまっている。
けどむやみにそう思ってはいけない。
最近自分をそう落ち着かせなければと戒める時があります。
要するに、自分の内に宿っている、甘ったれの性格が直っていないからなのでしょうね。
又、「上手なお酒を飲みながら、1年一度酔っぱらう。」という行もあります。
上手なお酒ってどんなお酒?言い方を代えれば、
堪能できる飲み方なのかもしれません。
心とからだが「旨い!」と言ってくれる知的な飲み方で、
お酒を楽しみたいですね。
だれでも現実から逃避したくなる時があります。そんな時、お酒で憂さを晴らす。
やけ酒をかっ食らう。だけど、やっぱり現実からの逃避は適わないのです。
お酒の中に含まれているアルコールの力に頼っても無駄なこと。早く気が付か
ないと依存症が手薬煉引いて待っていますよ。健康的にそして上手にお酒を楽
しむということは、お酒と肴の調和に求めるべきなのかもしれません。
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